【バイナリー ? FX?】少ない資金ではじめるなら~

バイナリーオプションとFXってどっちが効率よく資金を増やせるの?

それは、どれだけの資金ではじめるかによって答えは変わります。
Q.ずばり、少ない資金ではじめるならどっち???
A.バイナリーオプションです。

バイナリーオプションとFXの違い
では、少ない証拠金ではじめるなら、FXよりもバイナリーオプションの方が効率がいいという理由を大きく3つに分けて説明します。
1.必要最低証拠金と利益率
1.1~バイナリーオプションの場合~
バイナリーオプションは「入金」した額を元手に「取引」し、勝てば、取引額のペイアウト率分が払い戻されるというしくみです。
~最低入金金額~
業者によって異なりますが、5,000円~10,000円程度です。
~最低取引金額~
業者によって異なりますが、100円~1,000円程度です。
~ペイアウト率~
業者によって異なりますがだいたい1.72倍~2.3倍程度です。
※ペイアウト率は「銘柄」や、「キャンペーン」、「ボラティリティ」によっては変動する場合があります。
ここで重要なのは、必ずペイアウト率分の払い戻しがされるということです。
入金を済ませて、取引をして、勝った場合は
必ず取引額の1.72~2.3倍の払い戻しが得られるということです。
1.2~FXの場合~
FXは「入金」し、「取引」を行い、利益を確定させた分が払い戻されるしくみです。
最低入金金額
500円~10,000円
最低取引金額
1通貨~10,000通貨
だいたいどこも1,000通貨です。
~『1000通貨』ってなに?~
1000通貨とは、通貨ペアの取引数量を表します。
ドル/円(1ドル=100円)を1000通貨取引する場合、1,000ドル=100,000円分の金額を意味します。
つまり最低取引通貨単位が1000通貨の場合
10万円分のお金を元手に動かしているということになります。
FXではこの取引単位のことをLotと表現しています。

10万円分のお金を動かしているからと言って、実際に取引口座に10万円が必要なわけではありません。
それでは最低入金額が500円~10,000円じゃ成り立ちませんよね?
FXの少ない資金で高額の取引を可能とさせるカラクリを『レバレッジ』といいます。

1,000通貨は10万円なので、入金した資金が1万円では取引できません・
そこでレバレッジ10倍かけることで、1万円の10倍の10万円の取引を可能としているわけです。
つまり、証拠金にレバレッジを掛けた額まで実際は取引可能ということです。
国内口座では25倍、海外では888倍なんてところもあります。
ペイアウト率
自分次第
FXには『判定時刻』なるものはありません。
エントリーしたポジションは、利確にせよ損切にせよ、自分で決済注文を入れなければならないのです。
つまり、自分で決済するまでは、いつまでもポジションを持ったままです。
利益(損失)は取引単位(Lot)×Pips数(エントリーしたレートからどれだけ動いたか)で決まります。

したがって、1回の取引での決済時間、利益または損失は固定ではありません。
どのタイミングで決済するか。
つまり自分次第なのです。
1.3~まとめ~
さて、ではいったん整理してみましょう。
ざっくり整理すると、「最低入金額」や「最低取引金額」にそこまで大きな違いはありません。
大きく違うのは「ペイアウト率」と「利確(損切)の方法」です。
・バイナリーオプションのペイアウト率が固定比なのに対し、FXはレートが動いたPips数できまります。
・バイナリーオプションの利確(損切)方法は「判定時間」で強制決済なのに対し、FXは自分の裁量でタイミングを決めます。
ペイアウト率で考えた場合
どちらもわかりやすく、一般的な最低取引金額で想定します。
バイナリーなら1000円取引、FXなら1000通貨取引(1万円入金でレバレッジ10倍)です。
仮に1000円の利益を得る場合、それぞれ、どんな条件が必要かざっくりと整理します。
バイナリーオプション
1勝する。
FX
レートが100pips動く
バイナリーオプションはシンプルです。1回エントリーするだけ。
しかしFXはエントリーしてからレートが100pips動く必要があります。
この「100pips」がなかなかに大きな数字です。
FXで小額から大きなリターンを得る場合、大きな値動きが必要となるのです。
取引通貨を、10倍の10000通貨に引き上げれば、必要な値動きは10pipsへと下がるため、この問題は解消されるかもしれませんが
そのためには、仮に国内口座でレバレッジ25倍をフルで使ったとしても最低入金金額が4万円必要となります。
FXでバイナリーオプションと同じぐらいの効率で資金を増やすには、
「多額の証拠金を入金」するか、「レバレッジの高い海外口座を利用する」しかありません。
したがって、バイナリーオプションの方が資金効率が良いといえます。
2.即金性~利確・ペイアウトにかかる時間~
2.1~バイナリーオプションの場合~
バイナリーオプションは、あらかじめペイアウトの判定時間が設定されています。
その時間は最短で30秒、最長で23時間が一般的です。
30秒取引を繰り返せば、数分で資金が何倍~何十倍まで増えることもあり得るのです。
2.2~FXの場合~
FXは上述の通り、決済は決められた「判定時刻」でなく自分のタイミング行わなければなりません。
仮にバイナリーオプションと同様に30秒で決済したなら
高確率で、勝っても微益か、スプレッド分の負けになるでしょう。
たった30秒でおおきく何pipsも動くことが稀だからです。
さらに

5分足チャートです。
仮に画像の青〇の位置の陽線の下髭で最小Lotでエントリーしたとします。目標利益は1000円です。
画像の青いラインが1000円分の利益が出るレートの位置です。
青いラインに到達すまでにローソクが12本。つまり1時間かかっています。
1時間で1000円です。

バイナリーオプションだったら一体何回取引ができたことでしょう?
さらに、逆に1時間かけて1000負ける場合だってありえます。
多額の資金を入金し、またはレバレッジを高くかけて取引するLotを大きくすれば
レートの動きが少なくても大きな利益を得ることはできますが
バイナリーオプションに比べて資金効率がわるく
また、レバレッジを掛けることでロスカット等のリスクも出てきてしまいます。
そのため、FXは、短時間でかつ小額から資金を増やすという面では
バイナリーオプションに大きく劣るといえます。
3.利確と損切~心理的な負担~
3.1~バイナリーオプションの場合~
利確も損切も「判定時間」になれば自動で行われます。
また、負けた場合でも掛け金を失うだけで
1回のトレードで掛け金以上の損をすることがありません。
3.2~FXの場合~
エントリーのタイミング以外は全てが自動のバイナリーオプションと違って
時間、心理的なストレスが多いです。
すべて、自分の判断で行わなければなりません。
人間には『損失回避バイアス』というものがあります。

この『損失回避バイアス』があるとどうなるのか?
損切できなくなるののです。
そのため、ズルズルと含み損を抱えたまま決済できずに
そのまま含み損が膨らんで、ロスカットしてしまうことにつながってしまう場合があります。
バイナリーオプションならば判定時刻で自動で損切してもらえます。
それに負けても掛け金以上を失うことはありません。
証拠金が1万円あるなら1000円で10回トレードができます。
しかし、FXは1トレードで証拠金の全てを失う可能性があるのです。
損切ができないのと同様に利確もまたなかなか難しいです。
もっとあがるかも?もっと稼げるかも?なんて思っているうちにレートが下がって、目標金額を下回ってしまいます。
すると今度は、目標より下の金額で利確することが悔しくなり、再び目標金額に到達すまで待とうとします。
そうこうしているうちにレートはどんどん下がって、最悪含み損となり、赤字となってしまう場合もあるのです。
このように無駄に時間をかけて消耗し、挙句の果てに利益を取り逃がし赤字になってしまうのが、すべて自分で利確と損切を行わなければならない時のリスクなのです。

まとめ
バイナリーオプション
・小額からスタートしても一定のペイアウト率で資金が増えるため資金効率がいい
・取引の回転率が高く時間的効率がいい
・「判定時間」トレードが完結するため心理的な負担が少ない
FX
・利益を得るには値幅が必要。
・小さな値幅で利益を得るには、多額の証拠金が必要。
・大きな値幅で利益を得るには、相応の時間が必要。
つまり、
「小額」×「短時間」で資金を増やすなら、
バイナリーオプションの方が向いています!